文化人を目指す場合、一冊や二冊を出版したところで、文化人にはなれません。
なので、最初から数冊出版するつもりで考えるんです。
複数で本を出していくときのポイントは、何の専門家を目指すのか?です。
具体的に言うと、そのジャンルでの第一人者を目指すのか、あるターゲットのカリスマを目指すのかというのが分かりやすいと思います。
その場合、そのジャンルでの第一人者を目指すのであればテーマを固定すること、あるターゲットのカリスマを目指すのであればターゲットを固定することです。
いずれにしても、自分の軸を明確にして、その軸に沿って、本を展開していきましょう。
その軸がぶれてしまうと、何の人だかわからなくなってしまいますからね。
■ジャンルでの第一人者を目指す
最初はニッチなテーマで本を出版するところからはじめて、そこでナンバーワンをとったら、徐々にテーマを広げていく。
そして、そのテーマで第一人者を目指します。
ただ、それだけでは、まだまだ。
テーマを広げて、一般的な読者への本を出せるとことまで広げきれば、文化人として成立することができます。
もし、テーマを広げるのに失敗したら、少し戻ってやり直し、再び、テーマを広げていくというのを繰り返すのです。
■あるターゲットのカリスマを目指す
ターゲットを固定して、徹底的にそのターゲットに向けた本ばかりを出版するのです。
つまり、そのターゲットが悩みそうなことをジャンル問わず、解消していくような本を出版していきましょう。
そうすると、そのターゲットは何冊か読んでくれて、そのターゲットにとってはカリスマ化していくことができます。
いずれにしても、何かの専門家になってしまえば、そこにファンが定着していきますので、次の本を出版したときに、その本を売りやすいんです。
そして、長く売れつづけるので、文化人としてのイメージを定着させやすくなっていきます。
繰り返しになりますが、そのためにも、決して軸はぶらさずに何か専門家として確立するまで、そこでやっていくということですね。