文化人としての出版を目指すのであれば、ノウハウ系の企画を立ててはいけません。
読者が「知りたい!」「何それ?」「本当?」と感じるような、そして、知的好奇心をくすぐるような企画を考えるようにしましょう。
そういう意味では、新書が参考になると思います。
企画が決まったら、今度は切り口です。
あなたがプロフィールに書いた、何かに特化した専門家らしい立ち位置で、独自の視点というのを意識するようにしてください。
批判的な思考、もしくは分析的な思考というのは、より文化人らしく見えます。
そして、その視点を自分の軸としましょう。
その視点が、本を出版する度にぶれてしまうと、矛盾が生じてしまい、結果的に読者の信頼を失うことがあります。
原稿を書く場合、誹謗中傷は書いてはいけません。
個人の主観や感情的な文章というのは、読んでいて気持ちのいいものではありませんからね。
あくまでも客観的に裏付けと根拠をもって、書いていくことは重要です。